【露骨に、信頼していないなんて、社員に言わない】

前記事を見た方が、社員を信用しないから裏切られるのではないでしょうか?と言う。

確かに、そうかもしれない。鶏が先か?卵が先か?のようなものかもしれない。

だから、私は、1店舗の時は、社員とのコミュニケーションを重視し、毎晩、社員と飲み、語り明かした。コミュニケーションを取る事で、裏切り辛くなる。

それでも、お金は魔物、せっかく、頑張ろうとしている社員にお金で、つまずいて欲しくないから、社員を信じない。信じない=悪い事が出来ない仕組み作りです。

今まで、責任者に、印鑑や、領収書を自由に使わせていたのを、ある日から、使わせなくする。私を信用していないのですか?と言われる。そうだ、と言えば、信頼関係にヒビが入るかもしれない。

だから、そんな言い方はしない。当時、こう言った。

私は、1店舗で終わるつもりはない。この会社を大きくする為、店舗展開を考えている。お前の事は、120%信じているが、これから、店長を増やして行けば、お金にだらしない人間の出て来るだろう、その時に、印鑑や領収書を、取り上げたら、私を信じていないのか?と言い、信頼関係が崩れる事になる、だから、今から、不正しづらい環境を作る。

当時の店長は、私の言葉を、会社成長に必要と感じ、協力的に受け入れた。彼の心の中は見えないが、信頼関係は、崩れなかったと、私は感じていた。その証に、それまでと変わらず、彼は、その後も頑張ってくれていた。

言い方次第で、信頼関係はキープ出来る。

言い方次第です。


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