営業「虎の巻66条」(基礎編16)

16、お客様に反論しない。

今までの人生において、あなたが何かの意見を言った事に対し、反論された事はあるはずです。

学級会、サークル、趣味、イベント、旅行の企画、仕事、専門知識、政治関係・・・・・

反論された時、あなたは、心地よかったですか?心地良いって人は、少ないはずです。どちらかと言えば、不快だったのではないでしょうか?

例えば、毎年、話題になる終戦記念日に総理大臣の靖国神社参拝。あなたが、日本人として、戦争で命を落とした方々に対し、敬意を示すのは当然だと言った時、A級戦犯が祭られている所に、日本の総理大臣が行くのはおかしい、と反論されたら、気分が悪いはずです。そして、この思想的考え方の違いは、何処まで行っても平行線で妥協点は有りません。

この反論を、お客様に対し行っても、何も得るものは有りません。

知人の紹介で、あなたの所に、保険の営業マンが訪ねて来たとします。

「○○さんの紹介で来て頂いたんだけど、私は健康だから、保険は考えていないし、必要ないよね。」

こう言った時に・・・

「いえいえ、そんな事御座いません、いつ何時、何が有るか分かりませんから・・・」

営業マンが、こう切り返し、説明をされても、必要ないって言ってるじゃないかと、あなたは、心の中で思いながら、不快な気持で、営業マンの話を聞く事になる。途中何度か、本当に必要ないって言ったとして、その都度、営業マンが、いやいや・・・でもですね・・・こんな反論をされる度に不快に感じるはずです。

「そうなんですよね、皆様、○○様と同じ事をおっしゃられます。私自身も、以前はそうでした。父の死をキッカケに考え方が変わり、保険会社に転職しました。何の前触れもなく、突然、父が他界し、母が、これから先の生活の不安を抱える中、保険金が来て、母が、亡くなった父へ感謝する姿をみて・・・」

こう言われたら、どうですか?

前記の反論より、あなたの意見に賛同してくれた上で、保険の必要性を話されれば、ス~と言葉が入って来ませんか?

お客様に、反論して、言い勝っても、心地良いのは、あなただけで成約には至り辛いはずです。普段から、相手の話に、賛同してから、自身の意見を言う練習をして見て下さい。

 

 


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