【誕生日にお祝いの言葉】
私が営業マン時代、一部上場企業の役員様に、大変、可愛がって頂きました。
それは、私が、その方の誕生日に、1枚のハガキを送ったからです。
その方は、たった1枚のハガキに、心を打たれたと言いました。勿論その頃、取引先の方々から、立派なプレゼントや、接待を受けている訳です。
でも、1枚のハガキの・・・
誕生日おめでとうございます。毎日忙しいようですが、体と奥様を大切に、もう若くないですから(申し訳ございません)。くれぐれも、無理をなさらず、楽しい人生をお過ごし頂き、100歳まで長生きして、私に沢山の経験談を聞かせて下さい・・・
こんな感じの内容です。
このお客様は、私のハガキに感動したと言ってくれ、当時、営業マンの私では、行く事の出来ないような銀座のお店で、何度も食事をご馳走してくれた上、運転手付の車で、家まで送ってくれた。
何故、私にそんな事をしてくれたのか?
この役員さん、曰く、私は、この業界では、かなり偉い立場にある。だから、その力が欲しくて、多くの人間がやってくる。そこに心はない。
でも、國武君のハガキには、私も、女房も心を打たれた、心が有る。だから、こうして飲むのが楽しい。
どんなに高価な贈り物より、重要なのは心じゃないでしょうか?
私は、この方から、心の大切さを学ばせて頂いた。
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