成功継続の落とし穴1【1人当たりのコスト計算】

独立・起業、伝説塾の、あったか社長、國武栄治 です。 (^∇^)

従業員1人のコストは?

簡単な算数です。

人件費を除いた家賃等の固定費が毎月150万円、これに社長の給料が50万円だとすれば、合計200万円が毎月掛かります。

従業員が10名なら、200万円÷10人=20万円が1人当たりの経費です。

利益が出なければ社長は給料を取れませんから社長の給料も入れました。  

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A従業員の給与25万円+上記固定費20万円=45万円

Aさんが、1ヶ月100万円の売上を上げたとする。

商品原価が30%なら、100万円×30%=30万円

売上100万円―①―30万円=25万円の利益です。

40%なら15万円

50%なら5万円

この計算を常に社長は頭に入れておいて下さい。

ここからが落とし穴です。

実際にビジネスを始めると上記以上に原価が掛かります。

何故?

ロス、クレーム、返品です。

原価が30%なら利益が25万円/1人当たり出て良いと感じるかもしれませんが、ロス等で10%掛かれば利益は10万円減ります。

ロス等の金額を毎月計算しパーセントを出し、その分も原価と考えて下さい。

実際にある事業で原価50%の商品を扱ったのだが、月の売上で計算したら原価62%になっていた。ロスが12%、これは大き過ぎる。改善策を指示したが変化が見られないので、店長に辞めて頂いた。

会社経営は遊びではない、冷酷な決断も下すのも経営者の役割です。

あなたも成功し継続する会社経営者を目指すなら数字と向き合って下さい。

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2015年5月28日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:成功の落し穴

成功の為、白アリを切る

独立・起業、伝説塾の、あったか社長、國武栄治 です。 (^∇^)

友達だから、原価でいいよ。

こんな事を言う小さな会社の社長がいた。

あなたは有難く、この社長から商品を購入しますか?

私は、要らないとお断りした。

何故だか分かりますか?

小さな会社が、こんな事をしていたら、会社として継続は出来ません。

1万円で仕入れたものを1万円で販売したら、人件費や固定費分は赤字です。

社員が居たら、あなたの事をどう思うか分かりますか? 

無能な社長です。 

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例えば、月10万円の機械をリースしているとする。この機械が月10万円しか生産できなかったら、無能な機械と言う事は分かるはずです。

社長のあなたが無能な機械と同じ、無能な営業マンになってはいけないって事です。

あなたが、その商品を購入すると言う事は、あなたも相手に対して同じ事をしなければいけなくなる訳です。

逆に、友達だから原価でとか、友達から儲けるつもりなの?と言う人間は、友達ではない、あなたの会社を食いつぶす白アリです。

あなたを無能な社長にしようとする人間とは、きっぱり縁を切って下さい。

本当の友達は、どうせ買うなら、お前に儲けてもらいたいからと言ってくれる人です。

 成功を継続するには、付き合う相手を考えるべきです。

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勘違い社長になっていませんか?

独立・起業、伝説塾の、あったか社長、國武栄治 です。 (^∇^)

どんなに社員を可愛がっても、働く側はシビアです。

社員に喜んでもらおう、コミュニケーションを取ろう、社員の家族と仲良くなろうと、バーベキューや運動会、海外旅行を行っても、社員は給料をもらえるから働いているだけです。

もし、給料が払えなくなったら、どうですか?

あなたの会社の従業員達は働いてくれますか?

昔、石原裕次郎が映画を撮る時に、お金が底をつき、渡哲也が、100万円を持って来て、これを使って下さいと言った。

会社のお金が底をつき、従業員が自らお金を出す、そこまで慕われた石原裕次郎と言う男は凄い魅力の持ち主で、あなたはそこまでのカリスマ経営者ですか? 

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0527_YujiroIshihara[1]

 男が男に惚れられる、それ位の器の男なら別ですが、中々その器にはなれないはずです。

私は創業当時、毎晩、毎晩、夢を語り、従業員たちとコミュニケーションを取り、心を一つにし会社経営を行って来たつもりだった。

でも、違った。

当時、家族にも私の会社を好きになってもらおうと、家族連れで海外旅行に行っていたが、1人の社員が、私は行かないので、その分のお金をもらう事は出来ませんか?と言った。

私は、この言葉で冷めた。

私が作ろうとしている心一つは夢で、従業員にとって重要な事は、もらえる給料、これが現実なんです。

仲良しごっこの経営ではなく、シビアに成果で評価してこそ成功する経営者です。 

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