営業「虎の巻66条」(もっと売上UP編11)

独立・起業、伝説塾の、あったか社長、國武栄治 です。 (^∇^)

11.私脱いだら凄いのよ、というCMがあったが、だったら脱げ  

俺が本気になれば、あんな上司に負けない・・・

トップセールスマンの〇〇より、真面目にやれば、俺の方が上だけどね・・・

そんな事を言う前に、本気を出して結果を出して下さい。

上司が・・・会社が・・・社長が・・・商品が・・・やらない言い訳をいくら並べても、誰もあなたを評価してくれる人は居ません。当然、給料も増えません。

あなたが言っている事は、自分自身が結果を出せない事を、何とか正当化しようとしているだけです。その事は、あなた自身が一番分かっているはずです。

私がまだ新人営業マンだった頃に、営業部が3部に分かれていて、2部に居た先輩社員が、「俺も1部の部長の下なら、本気でやる気を出して簡単にトップセールスマンになるんだけどね。今の部長の手柄にしたくないから、本気ではやらない、適当に給料もらって首にならない程度に結果を出すだけで十分・・・」こんな事を言っていた。

そんなある日、その先輩が1部に移動してきた。陰で2部の部長の悪口を言っていたのが役員に伝わったのだろうか?何にしても、先輩社員の望む1部の部長の元で働ける事になった訳だから、結果を出さないとカッコ悪すぎです。

この先輩、結果を出すでしょうか?NOです。それどころか、2ヶ月連続で売上ゼロで、役員から、ZERO社員、空気吸うな~と言われていました。要するに自分の力がなく成績を上げれない事をB部の部長の責任にしていただけで、売る力がなかった訳です。それでも2部の部長は厳しかったから、恐怖に支配される中、電話営業を行い、何とか売っていたが、1部の部長は優しいから適当に仕事をした結果、当然、売れなくなったのです。

 サラリーマンをやっていた頃、この先輩社員と同じタイプの従業員が沢山いました。居酒屋で飲みながら、会社や上司の悪口を言い、○○が××になれば結果を出してあげても良いんだけどね~と言いながらビールを飲む。××にしてくれるように言えば良いじゃないですか?と私が言うと、お前はサラリーマンがどう言うものか何にも分かっていない。こんな事を言われながら、つまらないお酒をたまに飲んでいました。

〇〇になったら・・・△△になったら・・・こんな事を言う人で結果を出した人は居ません。自分が結果を出せない事を正当化したいだけです。そして、このタイプが口を揃えて言うのが、安月給でこき使われているからな~、転職してライバル会社に行こうかな~です。

転職する勇気も、ライバル会社が、あなたに興味が無い事も、その先輩自身が一番分かっているはずです。

脱いだら凄いと言うなら、脱いで下さい。要するに、そんな事を言う前に本気で、行動して結果を出して下さいと言う事です。

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