【強気の中にも危機感を持つ】
トップとして必要な事、私は、今でも忘れる事のない出来事がある。
初めて、不動産業界に入った会社の社長の事だ。
その社長は、イケイケで、超強烈な営業マン上がりでした。私の上司の話によると、お客様のお宅で、煮え切らない旦那さんに向かい、買うのか買わないのかはっきりしろ~と、テーブルの上に片足を、ド~ンと上げた事も有るらしい。この人なら、やるだろうなって感じの社長だ。
社内でも、社長が、営業部に来るだけで、ピリピリムードになる。 そんな社長が、銀行に出向く車に、何故だか覚えていないが、同席した事ある。運転手に対しても、ガンガン言う空気の中、社長が、私に一言。
國武、お前は、寝られない事は有るか?
いえ、御座いません。
そうだろうな、お前は、いいな。俺は、有るんだよ、社員の給料や、生活を考えると、寝られない日もある。
この言葉には、本当に、驚いた。一生忘れることは無いだろう。
イケイケで、常に強気の社長でも、繊細で、思いやりあるんだとビックリしたのは、勿論だが、順調に売上が伸びている中でも、常に危機感を持って会社経営をしている事が、成功を継続する社長には必要なんだと感じた。
あなたは、大丈夫ですか?
今が、上手く行っているから、今、伸びに伸びているからって、危機感を忘れていませんか?良い時こそ、次の一手です。良い時は、心にも、お金にも余裕が有る。そんな時こそ、次の展開、次の柱を作って行くべきです。
強気の中にも危機感を持つ。
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2014年6月27日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:経営学
美濃加茂市の最年少藤井浩人市長30万円のワイロを受け取り、贈収賄罪で逮捕
美濃加茂市の最年少藤井浩人市長30万円のワイロを受け取り、贈収賄罪で逮捕。
初めは、誰もが、志を高く持ち、政治家になるはずです。政治家に限らず、多くの方々は、高い志を持ち人生を送る。しかし、何をするにも、お金が掛る。
志だけでは、結果が出せない。きれい事だけでは、前に進めない。そこに、お金は、必ず、絡んでくる。元東京都知事の猪瀬さんだって、本当に国を良くしようと考えていたはずなのに、お金でつまずいた。
あなたは、大丈夫ですか?
お金で困らない為の、将来設計をしましょう。今、稼げているからって、無駄に使い過ぎないで、稼いだお金から、もっとお金を生む事を考えて下さい。
目の前のお金に、振り廻されないように、自分と言うものを、しっかり持つ。高い志を忘れないで、初志貫徹して下さい。
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2014年6月25日 | コメント/トラックバック(0) |
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営業「虎の巻66条」(基礎編2)
営業「虎の巻66条」(基礎編2)
2、お客様や、商品に惚れこむ
本気で、お客様や商品に、惚れ込んで下さい。目の前に、お客様の事が大好きだから、販売している商品の事が大好きだから、熱くなれ、その気持ちが、お客様に伝わり、その結果、商品が売れる。
過去に、こんな経験ありませんか?美味しいものを食べて、○○が、無茶苦茶、美味いよ・・・と、友達に言うと、その友達から、私も食べたい、食べに行こうよって言われた経験。私の会社の側に、無茶苦茶、美味いしゃぶしゃぶ屋が有ります。以前、会社に来る人、来る人に、無茶苦茶、美味いしゃぶしゃぶ屋が有るよと言って、肉の説明をしてたら、皆さんが食べに行きましょうと言うものだから、2週間のうちに10日も、しゃぶしゃぶを、食べに行った事が有ります。女将から、國武さん、体に悪いから、当分、来ちゃダメよと心配された位です(笑)。何故そんなに他人の心に響いたかと言えば、私が本気で美味いと感じて、それを、ストレートに伝える事で、相手の心が動いたのです。
物を売るって、こう言う事です。商品に惚れこみ、目の前のお客様に惚れこむ、だから、自分が、本気で良いと思ってるものを、好きな相手に勧める。当然、相手の心に響き、売れる。私が、しゃぶしゃぶ屋の話をした相手は、一緒に食事をしても良いって感じた人だけです。嫌な相手には、話していません。
長く営業をやっていると、商品の悪い部分も見えてきます。本来、新人より、ベテランの方が、知識も、営業力も有る訳だから、営業成績も良くて当たり前なのに、新人の方が、営業成績が良い場合が有る。これは、ベテランになると、商品のマイナス面が見えるようになり、商品に惚れ込めなくなっているからです。商品の細かな事については、後の章で、お話しますが、重要な事は、商品とお客様に惚れ込むって事です。
よく先輩営業マンが、新人君に、お客様を恋人や家族と思えと言うのは、惚れ込めって言う事です。大好きな恋人や家族の為なら、本気になるでしょ、本気で良いと感じる商品なら、強く勧める事が出来るからです。
私が、初めて入った不動産屋の上司が、私達、新人営業マンに、当時メジャーなリクルートの不動産情報誌は見るな、あれは、素人が見るものだと指導していた。私は、同期が辞めて行く中、1ヶ月電話営業を続け、初契約を取った。天にも上る嬉しさだった。そして、契約当日の朝一番で、そのお客様から、1本の電話が入った。「私は、國武さんを信じていたのに、私達を騙すなんて、同じ建物の部屋が、1000万円も安く、他で出ているじゃないですか・・・」えっ?意味が分からなかった。よくよく聞いてみると、住宅情報誌に、同じ物件の別の部屋が、1000万円安く出ていたようです。
私自身、信じられなく、本当に驚いた。直ぐに部長が、電話を代わり説明したが、私の初契約は、幻となった。私が初めて入った不動産屋は、中古物件の販売を行っており、他よりも高い物件も売っていたようで、新人営業マンの私達が、その事を知ると、物件に、惚れ込む事が出来ず、売れなくなる事が分かっているから、その会社は、住宅情報誌は、見るなと言っていたようだ。さすがに、私も落ち込んだ。天国から地獄って感じだった。
それから、数日後、その会社にしてみれば、やけに安い、それも、東京の中心部を走る山手線のターミナル駅から、徒歩数分の物件が売り出された。当時の部長が、「この物件を、○○様に進めろ、私が不動産屋に入り、この物件が、この値段で売りに出た事は、一度も無い、こんな良い物件が、この値段で出る事は、二度とない」そんな事を言われ、私の頭の中で、夢のような物件を想像し、興奮した状態で、お客様に進めた、すると、ビックリするくらい、簡単に、売れた。物件の説明も出来ないのに、不思議なくらい、あっさり売れたのだ。
本気で商品(物件)が良いと信じ、私の話を聞いてくれるお客様に好意を持っていたからだ。お客様や、商品に惚れこむ、これが、営業成績を上げる基本です。口先だけで、どんなに良い事を言っても、あなたが、心から、そう思っていなければ、お客様の心は動かない。
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2014年6月23日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:営業「虎の巻66条」