小さな会社だから事務員は2人必要

独立・起業、伝説塾の、あったか社長、國武栄治 です。 (^∇^)  

小さな会社なら事務員は2名置く。

小さな会社は、事務員の給料も売上から見れば、かなりの負担です。

ある小さな会社の社長がこんな事を言った。

給料を安く抑えているが、出来る事なら自分(社長)自身でやって事務員の人件費を削りたい位です、と。

小さな会社は、社長自身がトップセールスマンで有る事が多い。だから事務仕事を社長がやるのは、会社にとってマイナスでしかない。

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また、ある社長がこんな事を言う。

事務員が急に辞めたから、営業にも行けず、完全に任せていたから何をすれば良いのかも分からず、大変なんですよ~と。

 そうなんです、小さな会社は1人の事務員に頼りがちで、何らかの理由で退職されると困るのに、社長は利益を生む部署じゃないから重視していない。

居なくなって初めて重要性がわかる。

だから、2人体制を取るべきです、と言うより取らなければダメです。

えっ、1人もやっとで雇っているのに、2人なんて無理、そう思っていませんか?

1人の人件費で2人雇えば良いんです。

例えば、事務員を月給16万円で1人採用するなら、8万円のパートを2人雇えば良い。

10万円で1人のパートに任せているなら、7万円と3万円のパートにして2人雇えば良い。

そして、2人共に事務仕事の全てをやらせる。

そうすれば、1人が辞めても、もう1人補充し、教える事が出来る。

事務員が辞めて、事務仕事の重要性に初めて気付く社長は少なくない。

もし、事務仕事を全てあなたがやる事になったら、売上は下がるのではないですか?

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成功継続の落とし穴1【1人当たりのコスト計算】

独立・起業、伝説塾の、あったか社長、國武栄治 です。 (^∇^)

従業員1人のコストは?

簡単な算数です。

人件費を除いた家賃等の固定費が毎月150万円、これに社長の給料が50万円だとすれば、合計200万円が毎月掛かります。

従業員が10名なら、200万円÷10人=20万円が1人当たりの経費です。

利益が出なければ社長は給料を取れませんから社長の給料も入れました。  

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ID-100153288[1]

A従業員の給与25万円+上記固定費20万円=45万円

Aさんが、1ヶ月100万円の売上を上げたとする。

商品原価が30%なら、100万円×30%=30万円

売上100万円―①―30万円=25万円の利益です。

40%なら15万円

50%なら5万円

この計算を常に社長は頭に入れておいて下さい。

ここからが落とし穴です。

実際にビジネスを始めると上記以上に原価が掛かります。

何故?

ロス、クレーム、返品です。

原価が30%なら利益が25万円/1人当たり出て良いと感じるかもしれませんが、ロス等で10%掛かれば利益は10万円減ります。

ロス等の金額を毎月計算しパーセントを出し、その分も原価と考えて下さい。

実際にある事業で原価50%の商品を扱ったのだが、月の売上で計算したら原価62%になっていた。ロスが12%、これは大き過ぎる。改善策を指示したが変化が見られないので、店長に辞めて頂いた。

会社経営は遊びではない、冷酷な決断も下すのも経営者の役割です。

あなたも成功し継続する会社経営者を目指すなら数字と向き合って下さい。

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2015年5月28日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:成功の落し穴

勘違い社長になっていませんか?

独立・起業、伝説塾の、あったか社長、國武栄治 です。 (^∇^)

どんなに社員を可愛がっても、働く側はシビアです。

社員に喜んでもらおう、コミュニケーションを取ろう、社員の家族と仲良くなろうと、バーベキューや運動会、海外旅行を行っても、社員は給料をもらえるから働いているだけです。

もし、給料が払えなくなったら、どうですか?

あなたの会社の従業員達は働いてくれますか?

昔、石原裕次郎が映画を撮る時に、お金が底をつき、渡哲也が、100万円を持って来て、これを使って下さいと言った。

会社のお金が底をつき、従業員が自らお金を出す、そこまで慕われた石原裕次郎と言う男は凄い魅力の持ち主で、あなたはそこまでのカリスマ経営者ですか? 

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0527_YujiroIshihara[1]

 男が男に惚れられる、それ位の器の男なら別ですが、中々その器にはなれないはずです。

私は創業当時、毎晩、毎晩、夢を語り、従業員たちとコミュニケーションを取り、心を一つにし会社経営を行って来たつもりだった。

でも、違った。

当時、家族にも私の会社を好きになってもらおうと、家族連れで海外旅行に行っていたが、1人の社員が、私は行かないので、その分のお金をもらう事は出来ませんか?と言った。

私は、この言葉で冷めた。

私が作ろうとしている心一つは夢で、従業員にとって重要な事は、もらえる給料、これが現実なんです。

仲良しごっこの経営ではなく、シビアに成果で評価してこそ成功する経営者です。 

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