営業「虎の巻66条」(もっと売上UP編19)

独立・起業、伝説塾の、あったか社長、國武栄治 です。 (^∇^)

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 19.それがベストか?

お客様の身内に同業者がいるから、親が反対するからと言われ営業マンの方から諦める・・・本当にそれでよいのですか?後になって、ああ言えば良かった、もっとプッシュしておけば良かったと後悔しませんか?確かに、一生懸命お客様の為に動いても、身内がどうしてもと言うので申し訳ないと言われ、あなたの行動が無駄になる事は有かもしれません。それでも最後まで粘るのが営業マンです。

以前、不動産の売却を考えているお客様を紹介され、訪問して話を聞くと、周りに内緒で売却したいと言うのです。これは、よくある話です。近所の方々に売り出していると知られるのを嫌がる売主様は少なくありません。しかし、そうなると多くの方々に宣伝出来ず、売却もし辛く、高く売れず、結局、売主様が損をする事になります。だから、私は売主様を説得し大々的に宣伝する許可を得ました。

それから2週間後、売主様から連絡が有り、身内に不動産屋が居て、私が宣伝した事で気付かれ、身内に頼まない訳には行かず、私への依頼を断って来ました。しかし、私は引き下がらなかった。そちらに依頼されても構わないので、私にもやらせて下さいと、しつこく食いついた。結果、両方に依頼する事で話が付きました。私は、身内に負ける訳には行かないと、色々な売却方法を提案し実施しました。正直、売り易い物件ではなく、中々売れませんでした。その間、3日に一度はお客様と連絡を取りました。1ヶ月後、身内の方はどうですか?良い話は来ていますか?と尋ねると、それが、1、2回連絡が有っただけで、値段を下げようとしか言わないのよ、とちょっと呆れ気味でした。出来れば國武さんに売って頂きたいので宜しくお願いしますと言われ、より燃えました。結局、3ヶ月掛かりましたが私が売却しました。

もし、身内が居るからと言われた時に、私が諦めれば、この物件は当分売れず、お客様にも迷惑が掛かったかもしれません。どんな状況下でも、それがベストか?ここで諦めて後悔しないのか?と自問自答してみて下さい。

実際に無駄になる事も有ります。物件探しを頼まれ、条件に合う物件を探したところで、知人が手数料半額でやってくれると言うのでと無駄働きになった事も有ります。営業に無駄は付きものです。当グループの理念は「お客様との一生涯のお付合い」です。その為に、日本一お客様からの「ありがとう」を頂く為に、全力で営業活動を行います。その行動がお客様の心に響き、心を掴んだ結果が売上です。もし、無駄になるとしたら、それは、私どもの本気度が足らなかったのであり、お客様に非は御座いません。

ベストを尽くす事で、お客様の心を掴む事が出来れば、売上に繋がります。それがベストか?自問自答してみて下さい。

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